2013年11月19日火曜日

アラビックフェスタ関西(المهرجان العربية في غرب اليابان)


日曜日に、『アラビックフェスタ関西』がありました。
関東には似たようなイベントがあるらしいのですが、関西ではなかなか無いことなんだそうです。
それで、誰もやらないなら自分でやるしかないと、マナルさんが半年前から計画してくださいました。
体調にムラのある私は行けるかどうか直前までわからない状態でしたが、運良く最高のコンディションでボランティア参加することができて、すごく嬉しかったです。


昼の部

アラブ雑貨のフリーマーケット中東料理の屋台を中心に、水タバコのコーナー、バックギャモン(ゲーム)体験コーナー、民族衣装を着て写真を撮るコーナー、ほかにもミニイベントなどいろいろあったようです。
私はボランティアの合間にいただいた自由時間、雑貨や食事に夢中になっていて、サウジアラビアのダンスを見逃してしまいました。残念!
アラビア書道で名前を書いてもらうコーナーには、山岡先生がいらしてました。
その隣では、アラビア語をデザインしたアクセサリー中東旅行記のマンガが売られていました。
屋台の食事は、ケバブ(トルコのピタパンサンド)とサモサ(インド・パキスタンの三角コロッケ)がすごく美味しかったです!
ベンチに座って食べながら、ドンドゥルマ屋台のパフォーマンスを楽しみました。アイスが苦手なので自分では買わなかったんですけど、ねっとりしたトルコアイスだからこそできるテクニック、面白かったです。

お当番の時間には、委託販売品の売り子をしてました。
バブーシュ(モロッコの靴)、ナザールボンジュ(トルコのお守り)、目覚まし時計から鳴る女声のアザーン(お祈りの時間を知らせる詠唱)、そのあたりが人気商品としてとくに印象に残ってます。
目覚まし時計は5〜6個しかなかったので完売でした。
ちょっとした記念に、キーホルダーカードを買われる方も多かったです。


夜の部

入場券を買えないお客様が出るほどの大盛況。
あまりの忙しさにバイキング料理の表示カードが行方不明になったとかで、料理名がわからない状況に陥ってしまい、さらに配膳台の場所がちょっと暗かったので何がなんだかわかりにくかったんですが、皆さん「ここはエジプトのコーナーやね」「これはパキスタンかな、インドかな」なんて情報交換しながら盛りつけをして、明るい会場に移動して食事を楽しみました。

ダンスや演奏は素晴らしいものでした!
ウイグルの舞姫二人の、清らかな情熱。ちょっと相反する(?)ような二つの形容詞ですが、本当にそんな感じなんです。皆さんも、これは機会ありましたらぜひご覧になってください。一見の価値ありですよ。
アラブ音楽ユニットは、日本では珍しい楽器が登場して異国情緒たっぷりの演奏でした。私はエジプトタンバリンのレクに魅入られて、帰り際に演奏者サンペーさんと少しお話をさせていただきました。あの楽器、まるでドラムセットみたいな使い方をするんです。ちょっとやってみたいなぁ♪
ベリーダンスは、色っぽいことで有名なダンスですね。じつはまだテレビやYouTubeでしか観たことがなかったので、楽しみにしてました。
最後の曲がとくに素敵でした! 何曲も踊ったあとなのに、さらにあんなすごい動きができるなんて、美しさだけでなく体力も相当なものだなぁと、感心してしまいました。



アラビックフェスタ関西』は、今回初めての開催だったので裏側では数々のご苦労があったようですが、これから毎年恒例になるということで、今後どんどん洗練されていくはずです。
また体調がうまく合って、行くことができたらいいなぁと思います。